
ハートエキスポ 1Weeks 参加 今田佳子さん(京都)より
1週間アジアの子どもたちと過ごして思ったこと。
言葉が通じなくても気持ちってわかるんやなあってことでした。
不思議に思うことがいろいろとありますが、なんで地球はひとつやのに、言葉はいっぱいあるんやろう。
言葉もいっこだけやったらわかりやすいのになあ…って。
今回も、英語のしゃべれない私には、子ども担当でちゃんと迷惑かからんようにできるかなと、いう心配がちょっとだけありました。
ほとんど、子ども担当でうれしいなっ!という気持ちだったので、言葉のことは考えないようにしていました。
実際お風呂に入るのをいやがる子どもたちに、関西弁で大丈夫やし一緒にはいろーとか、気持ちいいねえとか話しかけてましたが、何となく伝わっていたように思います。
そのときに、言葉って、文字だけではなく、思いとか、気持ちとか、いろんなものを込めて自分の中から出してるもんなんやなあと思いました。
今、こう書いて、自分の話す言葉に気をつけよう!と思いました(^_^;)
お風呂では、白山合宿最終日、初めて湯船に肩までつかれたお風呂に慣れてない国々の女の子がきゃあきゃあ言ってるのをどの国の子どもたちも笑顔で、よかったねえという風に拍手したり笑顔を向けたりしていたのが心に残っています。本人はちょっとひきつってましたが、みんなで入れて楽しそうでした!
けれど、言葉が通じなくて悪いことしたなあ、と思うこともありました。
ちょっと心も体も疲れているカンボジアの女の子がいました。
観光会館に移動する前、英語がしゃべれないその子は、カンボジアの男の子に通訳してもらって、薬がほしいと訴えました。
何の薬なのか、本当に必要なものなのか、何か不安に思うことからきているのか、全くわかりませんでした。
車に酔うから酔い止めがほしい、というようなことでしたが、今、薬を与えることがこの子のためになるとは思えないまま、英語の話せる人に託しました。
結局、薬は飲まずにバスにのったようでした。
彼女は観光会館では近くにきて、折り紙の飾りを黙々と作ってくれたり、みんながあきてやめても、最後まで手伝ってくれたりしました。
自分のことを見てほしいと思っていたのだと思います。
お互いに言葉は通じないので片づけが終わった後ぎゅっと握手をしました。
そして、手え疲れたやろーと話しながら彼女に手のひらをマッサージしました。
すると今度は、私の手を取って、同じようにマッサージしてくれました。
言葉はありませんでしたが、心のなかでいろいろと話しかけました。
子ども担当でめっっちゃよかったああ!!と思う出来事を!
観光会館の舞台が終了し、次の準備をしていると、「子どもと帰る人いいひんからはよ来て!」と言われたので、いのあけさんにあたふたと次のこと(大変なことになってすみませんでした)をお願いしてバスに飛び乗りました。
子ども担当二人で立ち乗りしつつ(もちろんアジアメンバーで席は埋まってますので)汗をふいていると(エアコンは動きません)、突然子どもたちの大合唱!平和の歌!
カンボジアの女の子が音頭をとって、ミャンマー語、カンボジア語、スリランカ語、また日本語と延々続きます。
体中で歌ってリズムをとるのでバスがゆれることゆれること!
最高に幸せな時間でした!
そして宿泊所に到着…なんと、すぐ後ろをカンボジアプリンスの車が来られていたそうです。
降りられてすぐ、「このバスはジャンプしながら進んでたけど、何してたの?」って楽しそうに話しかけてくださいました。
とってもとってもこころがうれしくて、今でも涙がでるくらいすてきなできごとでした。
最後の日、ぎゅっと手をつかんでくれたカンボジアの男の子がいました。
最初は何をするにもつまらなさそうで、自信なさそうで、あんまり笑ったとこを見なかったのに、I miss you.って最後に言ってくれました。
もっともっと笑いかけたらよかったなって思いました。
カンボジア行って、もう1回チャンスをもらいたいと思っています。
そして、1番心に残った言葉は、途上国に赴き支援を続けられている方の、おしゃったことです。
宿泊所を移動したり、本番を控えたりで、体調を崩す子が多くなったときのこと。
「しんどそうな子にだけ声をかけないで。元気な子にも、ようがんばってるなあって抱きしめてやって。」
その後にこう続きました。
「自分の国では、病気になったら死ぬこともある。病気になったらつまらんなあって思うようにせんと。しんどくなったら優しくしてもらえると思ってしまったらどうすんの。」と。
この言葉に深く打たれました。
本当に辛い思いをしている子どもたちを見てきたから言える言葉だと思います。
そして、アジアの子どもたちを心から愛をもって自立支援をされていることが伝わってきました。
ハートエキスポはまさしくその支援をするべくして開催されたのですから。このような体験をさせていただいたことに、心より感謝しています。





