2007年10月18日木曜日

私にとってのハートエキスポ(体験レポート)

広島から3Daysにて参加した迫谷道代さん(みっこちゃん)からのレポートです。哺乳瓶隊としてカンボジアに哺乳瓶を届けるダイレクトアクションを体験されました。
ちょうど、そのころハートエキスポに参加する子供達を選考が行われ、石川で半年ぶりの再会となりました。
みっこちゃん、レポートありがとうございました。


これは、レポートの中にでてくるHIV孤児院。子供達の前で「平和の歌を歌おう」を歌うダイレクトアクションメンバー

始まりは9 月の東かがわ。
何がなんだかわからないまま、私の中に生まれた流れのままに足を運んだ。
そこで出会った人達との時間と
「勇気を持って一歩踏み出せ」セアロからのこの言葉に背中をおされ
哺乳瓶隊に手をあげていた。
ひどい咳が治らないまま、肋骨の痛みを抱えたまま
突き動かされるように赴いたカンボジア。
初めての経験。初めての場所。
顔、街並、文化、風習、風の匂い…。
なにもかもが違うように見えた。
でもそうではなかった…。同じ大地の上で、同じ時間が流れてるんだ。
そして1 週間をともに過ごした仲間達。

その旅の中で特に心に残った、最後の日に出会ったHIV 孤児院の子供達。
一人を抱きしめると、次の子が手を伸ばしてくる。
みんなを抱きしめたくて時間を忘れてただただ抱きしめていた。
涙が止まらなかった。
ほんとはね、私の方が抱きしめられていたんだ。
「またくるね!!」そう叫びながら、バスに向かった。
一人一人の顔を覚えているわけではないんだけど、
今でも目をつむるとあの子達の瞳が浮かんでくる。

そして迎えた石川ハートエキスポ。
私に出来たのは3 日間のお手伝い。
嬉しかったのは3 年と1 年になる子供と一緒に参加できた事。
そこでの、仲間達との再会。カンボジア、ミャンマー、スリランカの子供達。
みんな体力的に疲れながらも輝いてる!
ああっ!分かるよ。私、覚えている。
あの孤児院で弟や妹の後ろで温かく見守っていた彼らだ。
思わず手を差し出す。笑顔が帰って来た。
「I remenber you」彼らも私の事を覚えていてくれた。
嬉しくて、だきあって、泣いた。
私には語力がない。伝えたい事も上手く伝えられない。
でも、言葉で伝えたい事ってなに?
一緒に風船膨らまして、なんかツボにはまって大笑いした。
私の手を引いて、弟達のパネル写真の所に連れて行ってくれた。
そしてほっぺにキスしてくれた。
「my family」誰にだったかな、彼らの事を紹介する時、一言だけ私の口から出た言葉。
気持ちは、伝えたい事は、伝わるんだ。

太郎さんの言葉、カンボジアプリンスを始めまだ中学生のことはちゃんのスピーチまで。
自分の体験を通して、一つひとつの言葉が体中に染み渡る。
その国々の伝統を伝える子供達のダンス。どれだけ一生懸命練習したんだろうね。
私は日本という自分の国をこんな風に紹介できるんだろうか?
ファッションショー。
あの時みんなで汗流して測ったクメールシルク。
家の下で黙々と機おっていた彼女達。
そして、これだけの作品を仕上げた仲間達の汗と笑顔。
すべての映像が浮かんで来た。
別々だった時間と場所と人が一つに紡がれたんだ。
涙が止めどなく溢れた。

いろんな考え、思い違いもあるど、それもいいじゃん。
本当に人って素敵だ。
「どこまで行っても友達でない人には会わなかった」
好きなインディアンの言葉の一つなんだけど
私もどこまで行っても友達でない人には会わなかった。
そう、きっとこれからもずっと。
私の中のハートエキスポは、ずっと続いていくんだ。